酒粕の難点としては、常温だと腐ってしまう可能性があるというとことです。
以前、酒粕の保存冷凍の方法の記事を書きました。(酒粕を保存冷凍する方法は知らないと損)
そこで今回は、酒粕を保存冷凍したものを解凍する方法について書いていきたいと思います。
酒粕を保存冷凍したものを解凍する方法
酒粕をまず保存冷凍する方法としては、100グラム~200グラムずつくらいに小分けにして、その酒粕をラップで二重に包むか、ラップで包んだあとにジップロックなどで包んで冷凍するのが良いです。
酒粕の保存冷凍は長期保存、大量保存に向いています。
この保存冷凍した酒粕を解凍する方法にはちょっとしたコツがあります。
まず、鍋でそのまま溶かすという方法が一点。
他にも、冷凍した酒粕をあらかじめ冷蔵庫に出しておいて自然解凍すると、とても料理などに使いやすくなります。でもすぐに酒粕を解凍して使用しなければいけない場面に遭遇することもあると思います。その場合には、ビニール袋やジッパー付きの小袋の上から流水でちょっとずつ解凍していくのが良いです。
そして、酒粕を冷凍したものを解凍するとパサつきます。そんな酒粕の冷凍後のパサつきを防ぐには、少量の日本酒に酒粕を漬けるのがオススメです。その一手間を加えるだけで風味と柔らかさが復活します。肉料理や魚料理などに酒粕を使用する時には、少量の日本酒に酒粕を漬けて使用したりします。
他にも電子レンジなどで解凍する方法などがありますが、電子レンジでの酒粕の解凍は酒粕の風味が飛んでしまうのであまりオススメはしません。
やはり、一番オススメな酒粕の解凍方法は「自然解凍」です。
冷凍庫から出して、自然と解凍するのを待ってから料理に使用するのが一番風味が飛ばずに、酒粕本来の味を楽しむことが出来る解凍方法でしょう。
酒粕を保存冷凍から解凍することのメリット
酒粕を保存冷凍から解凍するメリットとしては、まず酒粕の冷凍自体にメリットがあります。酒粕の常温や冷蔵だと、酒粕を保存冷凍するよりあまり長持ちしません。しかし、酒粕を保存冷凍すれば1年くらいは長持ちします。
そんな鮮度を保った冷凍した酒粕を解凍するわけですから、解凍のやり方さえちゃんとしていれば鮮度を保ったままの酒粕を解凍から手にいれることが出来ます。
これがどういった意味を表すかといえば、鮮度の良い酒粕を酒粕の解凍方法さえちゃんとしたものを知っていれば、冷凍庫の中に常備しておくことが出来るということです。これはかなりのメリットでしょう。
まぁ、酒粕を解凍することにメリットがあるというよりは、酒粕を保存冷凍して解凍するまでの一連の流れにメリットがあるといった感じでしょうか。
他にも、酒粕というのは呼吸をしているのですが、簡単にいうと常に熟成しているのです。しかし、熟成もしすぎるとカビや腐れの元になってしまいます。酒粕の保存冷凍はそんな熟成を止め、保存期間を長くする効果があります。でも、保存冷凍しただけでは使い物になりませんよね。
そこで、酒粕の保存冷凍からの解凍という手段の出番がやってくるわけです。
「酒粕の解凍」という手段を知っていれば、保存冷凍をして大切な料理の材料である酒粕を長持ちさせることが出来ます。まさに、二人三脚。酒粕の保存冷凍と酒粕の解凍の二人三脚があるからこそ、酒粕という料理の材料を長期保存することが可能になっているのです。
これはかなりのメリットではありませんか?
解凍した酒粕の使い道
解凍した酒粕の近い道としては、
- 酒粕料理
- 酒粕美容
- 酒粕ダイエット
- 酒粕育毛
など、様々な使い道があります。
酒粕は料理に使う材料としてだけではなく、美容や健康、育毛にまで万能に使える食材なのです。
肌に塗って美肌効果を期待してもよし、肌をツルツルにする効果を期待してもよし、運動も併用して行わないとダメですがダイエット効果に期待してもよし、育毛効果に期待してもよし(正直、育毛効果があるのかどうかは疑問ですが 笑)、といった万能な食材なので、使い道は数えられないくらいにあると思います。
酒粕を解凍することによってどんな使い道があるのかどうかは、この酒粕専門サイトを色々と覗いてもらえれば、料理のレシピから酒粕石鹸、酒粕美容液、酒粕パックなどなど、様々な酒粕の使い方が載っているので、良かったらサイト内検索をして色々と探してみてください。
勿論、定番の甘酒なども今からの季節には持って来いな酒粕から作られた飲み物ですよね! 栄養価も満点ですから!
まとめ 酒粕を保存冷凍したものを解凍する方法の流れ
ここまで酒粕を保存冷凍したものを解凍する方法や、そのメリット、解凍した酒粕はどのような使い道があるのかどうかについて書いてきました。
酒粕を解凍しようと思ったら面倒なので電子レンジで解凍してしまいたくなりがちですが、それは酒粕がカサカサになり、酒粕の良い成分が抜け出してしまうのでオススメはしないということを本文中に書いてきました。
酒粕の解凍方法をまとめると、
- 鍋でそのまま溶かす
- 電子レンジでチンして溶かす
- ビニール袋やジッパー付きの小袋の上から流水でちょっとずつ解凍
- 自然解凍
などが挙げられますが、やはり一番良いのは手間や時間はかかるけれど「自然解凍」が一番だということが今回記事を書いてみて、色々と調べてみて分かりました。
でもやはり、酒粕の解凍は、「酒粕の冷凍」と「酒粕の解凍」がセットになってやっと能力を発揮するといった感じですね。酒粕の解凍だけでその良さを書くのはなかなか難しかったです(笑)
やはり人間一人じゃ生きていけないのですよ。酒粕は人間じゃないけれど(笑)
ボケとツッコミがいるからお笑い芸人のコントはなりたっています。酒粕も「冷凍」と「解凍」がいるからなりたっているのではないでしょうか。
最後に訳のわからないことを言ってしまいましたが、今日はこの辺で。
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